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中年が承認欲求を満たすためのブログ

天鳳プレイヤーが麻雀やその他の趣味について書きます

ご挨拶と自己紹介その4 また麻雀を始めてしまった話

(前回の記事)

 

書き出しがどうにもゼロ年代テキストサイトっぽい超インターネットです。自己紹介っぽい記事はいちおう今回で終わりとなりますので、痛々しい内容であることは自覚しておりますが、よろしければどうか最後までお付き合いくださいませ。次回以降はもう少しライトな記事をアップしていく予定です。

 

前回の続きということで天鳳に復帰してからの話ですが、その前に少し戻って、麻雀をやっていなかった7年間の話をします。

何もない人間になったことは思っていたよりずっとずっと何でもないことで(ヘンな日本語ですがほかに言葉がみつからない)、不安や恐怖よりはむしろ「もう麻雀をやらなくていいんだ」という安堵と開放感のほうが大きかったことを覚えています。

今までの反動もあり、はじめの3年ほどは本当に激しく麻雀を拒絶していました。あれほど好きだった麻雀漫画もまったく読まなくなり、ネットでもなるべく麻雀関連の話題が目につかないよう気をつけてサーフィンしたものです。そうした一連の行動は自己療法としてそれなりの効果があったようで、麻雀のない日々を一日過ごすたび幸せになってゆく実感が確かにありました。だけどその反面で、過去のうまくいかなかったことを悉く麻雀のせいにするようになっていったんですね。

時系列的には最初の天鳳IDをつくる少し前のことなんですが、10年以上の付き合いがあった女性との関係が、とある事情により完全に終了しました。もちろん将来的、というより近日中(当時)には結婚するつもりでいたので、このことはオレの人生設計および世界そのものに対する認識を大きく変えました。結局のところ何が良くなかったのか? 一体どうすればこの事態を避けられたのか? かつてそんな風に自問自答を繰り返したこの出来事を振り返ったとき、やはりというべきか「麻雀をやらなければ違う未来があったのでは?」という方向に行かざるを得なかったんです。

あのときも、そしてあのときも、もしかしたら麻雀がなければうまくいっていたのではないか? 一度そんなふうに思い始めると、もう止まりませんでしたね。

だけどそんなのって絶対正しくないじゃないですか。それが恐らくは真実でないという意味においても、失敗の原因をひとつのものに押しつけてそれを激しく憎悪したりする思考法そのものも。オレはたぶん、麻雀がなくても他のことで人生をダメにするタイプの人間だったと思います。それを考えると、麻雀はまだ得意なだけマシだったというものです。

麻雀から離れて、麻雀を憎んで、それで幸せになったつもりでいても、7年もの月日が経つとそういったことに気づいてしまうんですね。もちろん麻雀のない生活が、なんとなく物足りないことにも。

 

ハート・ロッカー』という映画があります。スペシャルな爆弾処理技術と天才にありがちな性格異常を併せ持つスーパー軍人が、失敗やいたたまれない出来事を何度も経験してじわじわと普通の人になっていくお話です。はじめは爆弾処理という命がけの任務がもたらすスリルと達成感の虜になっているように見えた彼は、戦場がスタジアムやボールパークでないことにだんだん気づいていきます。

そしてスーパー軍人くんは女房子供と過ごす幸せな生活に帰ってゆくのですが、驚いたことに映画のラスト、彼は再び戦場に戻るのです。世間一般的にこの映画は戦争中毒の男を描いた作品だとされていますが、オレにはこれが「人間は得意なことをやるのが一番幸せだ」という話に見えました。与えられた才能を発揮することは、家族との平和な生活に代表されるような「一般的な幸せ」をも凌駕する幸福感を当人にもたらすことがある。たとえそこに名誉や栄光がなくても。意義や実利を伴わなくとも。オレはそういう映画だと思いました。

 

かつて得意だったことが今でも得意かどうかはわからないけれど、とにかくもう一度やってみよう。モチベーションは前回も語ったとおり「ゴミになった実績を取り戻すこと」。そう決意したのがいつだったか、はっきりとは覚えていません。もしかしたら7年間、ずっと思っていたのかも。

久しぶりに飛び込んだ天鳳の世界は、交流の場が匿名制の巨大掲示板からツイッターに移行したことによりマイルド化したかと思えば一切そんなことはなく、相変わらずの完全実力主義で。システムは変われど勝っても地獄、負けても地獄のパラダイスという本質的な部分は、7年前となにひとつ変わらない姿でそこにありました。嬉しくなっちゃったよねマジで。賭け麻雀の世界にはないこのシビアさが、オレは本当に好きだったんですよ。

 

そんなわけで天鳳と麻雀の世界に戻ってきてから、もうじき2年が経ちます。3ヶ月ほど前からリアル麻雀のほうも復帰し、また十段という一応の目標も達成したことで最近は天鳳の打数も激減しておりますが、このゲームから離れる可能性は将来的にもかなり低いでしょう。そこに関しては、もう腹を括りました。相変わらずのドチンカスクソゲーっぷりに壁や机を殴ることもしばしばですが、それなりに充実してるっちゃしてるといえなくもない日々を過ごしてます。

とりあえずこれで自己紹介というか、オレと麻雀との関わりについて綴った記事は終わりです。長い名刺になりましたが、改めまして今後もよろしくお願いいたします。オレの名前は超インターネット、好きなものは麻雀です。今度は嘘じゃないよ。